顧客の希望に合う物件抽出
複数の業者間流通サイトを同時に検索できるサービスが誕生する。不動産営業支援サービスを開発するFaciloが提供する「Facilo賃貸クラウド」の新機能で、8月1日よりβ版の提供を開始する。
同機能は、AIエージェントが複数の業者間流通サイトを自動で検索し、顧客の条件に合致する物件情報を一括で収集するもの。従来、賃貸仲介会社の担当者は複数の業者間流通サイトを個別に確認しながら物件を探していた。新機能では、顧客情報や希望条件を基にAIが検索作業を代行する。
賃貸仲介の市場では現状、物件情報が一元化されておらず、複数の業者間流通サイトに分散して掲載されている。その上賃貸物件は流通スピードが速く、担当者は常に各サイトを巡回しながら最新情報を確認することが必要で、この作業負担が現場の大きな問題となっていた。Faciloは業務効率化の手段として同機能を開発した。
検索された物件はワンクリックでシステム内に取り込むことができ、顧客専用のマイページへ提案物件として掲載される。顧客側はマイページ上で空室確認や資料請求も可能となる。

自然言語による物件検索もできる
自然言語による検索支援機能も搭載する。「恵比寿で賃料40万円、3LDK」といった曖昧な要望を入力しても、AIが検索条件として自動変換し、物件探しをサポート。物件提案における効率化や顧客の満足度向上に寄与する。
(2026年7月13日13面に掲載)





