ワイヤーを差し込むだけで固定でき、位置や高さも自在に調整できる独自機構「ARAKAWA GRIP」を開発・製造・販売する荒川技研工業(東京都渋谷区)。同社のワイヤーシステムは近年、収納棚やハンガーラック、室内物干しなど住宅向け用途での活用が広がっている。入居者のライフスタイルに合わせて後から機能を追加できる点が、既存住宅の価値向上や差別化につながるものとして注目を集めている。
収納棚、物干しなど簡単設置
500種類の製品開発
――ワイヤーシステムは住宅設備としてはなじみが薄いですが、実際どのような使われ方をしているのでしょうか。
以前から〝ピクチャーレール〟として絵画や写真を飾る用途が知られていますが、近年は収納棚やハンガーラック、バッグホルダー、室内物干しなどでの住宅向け用途が広がっています。
――ワイヤーシステムを活用して収納棚や室内干しなどを設置するということですね。
基本的には「レール」「レールアタッチメント」「ワイヤー」「フック」の4要素で構成されており、用途に応じて組み合わせることができます。特徴は、レールだけを先に設置しておけば、収納棚やハンガーラックなどのパーツを後から追加できるという点です。固定された設備ではなく、入居者の暮らし方に合わせて空間も変えられることが、私たちの提供する価値だと考えています。住宅向けでは10kgタイプから用意していますが、重量物に対応する150kgタイプまで幅広いラインアップを用意しています。





