9月23日から24日にかけて静岡県を襲った台風15号により、大きな被害を受けたエリアの管理会社は対応に追われた。床上浸水があった入居者に対して支援物資の配布を行った。一部ではいまだ保険給付のめどが立っていないなど、問題は山積みだ。
管理会社は対応に奔走
4000軒を訪問従業員60人で確認
静岡市を中心にグループ全体で6100戸を管理する第一不動産(静岡市)は、同社の管理物件やオーナー宅など合計4000軒相当の物件を訪問した。実際に被害を受けた具体的な件数はまだ把握しきれていないものの、特に、豪雨で氾濫した清水区の巴川周辺エリアでは、床上1mを超える浸水被害を受けた物件もあったという。