建材メーカーの三協立山・三協アルミ(富山県高岡市)が、最大14台分まで駐車スペースを確保できるカーポート向け製品を発売した。2021年6月に行われた建築基準法の一部改正により、延べ200㎡に拡大されたアルミ製カーポートの設置上限を、最大まで利用できるようにしたものだ。これにより、病院や商業施設での導入が進んでおり、集合住宅向けの提案も強化している。
法改正で大型の販売可能に
発売されたのは、アルミ製カーポート「ダブルフェース」向けの屋根連結カバーセットだ。最大7枚の屋根を連結すると、14台分の駐車スペースを確保できるようになる。背面や側面の柱のみで屋根を支えるのが特徴だ。これにより、敷地を最大限利用しながら、スペースに合わせたカーポートを設置できる。