重要なのは「特別視をしない」こと
4万戸超の賃貸住宅を管理する三好不動産(福岡市)は、同社の従業員や協力会社向けに、不動産会社の「LGBT(性的少数者)フレンドリー」対応に関する勉強会を7月26日に都内で開催し、約30人が参加した。同社は2016年から性的少数者の部屋探しに取り組み、同性カップルによる賃貸借契約数は約150組に上る。
勉強会の参加者は、三好不動産が東京都で展開するシェアハウスブランド「TOKYOβ(トウキョウベータ)」の関係者だ。同シェアハウスの運営を通じ、さまざまな国籍や年齢、性的指向の入居者がいることを実感したことで、従業員および関係者の性的少数者への理解を深める必要性を感じ、勉強会の実施に至った。