建設事業などを手がけるメイホーホールディングス(岐阜市)は、13日、2024年6月期の決算を発表した。売上高は前年同期比40.4%増の103億4800万円となったが、経常利益は同82.1%減の8900万円。前期から大幅な減益となった。
主な減益要因はM&Aに伴う費用であり、本会計期のみの減益だとする。
24年6月期は、グループ経営基盤の強化を目的に、フジ土木設計(北海道旭川市)、今田建設ホールディングス(大阪市)、イギアルホールディングス(東京都渋谷区)の株式をそれぞれ取得し、孫会社化した。各ホールディングス企業がもつ事業会社への合併を行い、メイホーHDのグループ企業は前期比で4社増加。22社となっている。25年6月期の業績は、売上高で前期比35.3%増の140億円、経常利益は同577.3%増の6億円を見込んでいる。
(2024年8月26日13面に掲載)