レオパレス21(東京都中野区)は昨年末にエコ住宅の販売を開始した。
賃貸住宅「Li―stage(ライステージ)」は太陽光発電システムを搭載しており、専有部戸別売電(受益者は入居者)と共用部一括売電(受益者はオーナー)が選択可能になっている。各住戸に非常時に電力供給可能な蓄電池、LED照明、遮熱カーテンなどを採用。エコジョーズや、防音効果と断熱性能を兼ねた樹脂内窓、雨水貯水タンク、ヒートアイランド現象を軽減する透水性タイルも導入している。標準仕様で住宅版エコポイントおよび次世代省エネ4等級に対応していることが特徴。また、環境だけでなく高齢者にも配慮した設計となっており転倒防止用の手すりや人感ライトを設置した。
販売価格は坪単価49万3000円から。
なお同社では震災後、既存物件への太陽光発電システムの受注棟数が全国で約3100棟に達した。そのうち約1500棟は設置済みだ。