Rバンク(東京都渋谷区)は、JR山手線・西日暮里駅から徒歩7分の場所に、2棟同時にテナント併設型シェア住居をオープンした。
「東京コミュ+」は築46年のビルを丸ごとリノベーションし、1階は店舗、2階は事務所、3、4階は賃貸住宅、5階を男女兼用のシェアハウスとした。「つながり」をコンセプトにした物件で、屋上のウッドデッキを開放して、全フロアの人が使用できるようにした。「シェアハウスの入居者とテナントの方が交流できる場所を設け、おのおのの輪を広げることができればいいと思い、建物全体に共有部をつくりました」(鈴木学取締役)
シェアハウスフロアは全7戸で、賃料は6万8000〜7万6000円(共益費込み)。
もう1棟の「東京シェア+」は築32年の元女子寮をリノベーションした、41戸の大型シェアハウスだ。1階のサロンスペースでは、料理やヨガの教室などで入居者が自由に使用することができる。
「入居者座談会を開いたところ、シェアハウスに住む方は趣味や特技を持っている方が多かったため、技術を共有し合えるスペースをつくりました」(鈴木取締役)
住戸内の家具はタイで製造したもので、各部屋ごとに趣の異なる椅子、机、ベッドを置いた。賃料は7万〜7万8000円(共益費込み)。