8500戸を管理する平和住宅情報センター(宮城県仙台市)は11月1日付で社長交代人事を発表した。新社長に就任したのは、奥山俊一氏。前社長の奥山国男氏の長男。
社長就任にあたり奥山社長は抱負を語った。「管理戸数はいつか1万戸の大台に乗せたいと思いますが、いまの仙台の状況を見ると厳しいのが現実です。大きな会社にするというよりは、どんな環境でも生き残れるような、足元の強い会社にしていきたいです」
奥山前社長は会長に就任し、主に売買部門の強化、育成に従事するという。
8800戸を管理する山一地所(仙台市)の渡部洋平社長も昨年社長に就任したばかり。両者とも30代、2代目だ。管理戸数トップ1、2位の企業がそろって若返りとなり、若手社長が引っ張る仙台の賃貸市場に注目が集まる。