リログループ傘下のリロケーション・ジャパン(東京都新宿区)は2月20日、ベスタスグループ(神奈川県横浜市)の全株式を取得したことを発表した。リログループは「共存共栄型事業承継プロジェクト」と名付け、現在全国の都市圏7ブロックで管理会社を対象にM&A計画を積極的に展開。その第一弾としてこのほどベスタスグループの全株式を取得した。
今回のM&Aは、昨年8月にベスタスグループがリロケーション・ジャパンに相談を持ちかけたことがきっかけ。ベスタスグループの佐藤眞司代表は、後継者問題のため、売却先を探していたという。リログループが2010年に行った老舗中堅管理会社東都(東京都狛江市)のM&A後の業績や経営方針などを知り、全国で法人顧客基盤に強みを持つリロケーション・ジャパンへの株式売却を決断したようだ。一方、リロケーション・ジャパンは東急東横線沿線を中心に4000戸を管理するベスタスグループの買収によって同エリアでの事業拡大が可能なことから同意した。
リロケーション・ジャパンの岩尾英志社長は「当社の管理受託のノウハウを提供することで、ベスタスグループの管理戸数を年間1000戸増加させていきたい」と語った。
グループ会社が展開するレジャー・ライフサポート関連サービスも導入し、入居者向けの特典を充実させ、入居率97%以上を維持していく。リロケーション・ジャパンでは現在10社とM&Aの話を進めている。
「企業オーナーによっては後継者に株式を譲渡したい方もいるようです。当社が51%以上の株式取得をし、企業オーナーの後継者と共同での経営を進めていくという選択肢も用意しています」(岩尾社長)





