鹿島(東京都港区)の北米現地法人カジマ・ユー・エス・エー傘下で開発事業を展開するバトソン・クック・デベロップメント(以下、BCDC)が開発を手掛けた高層アパート2件は、地元紙アトランタ・ビジネス・クロニクルが選出する「Best in Atlanta Estate Awards 」の住宅部門で2012年最優秀賞を受賞した。今回受賞を果たしたのは、ともにアトランタの中心部ミッドタウン地区に立地する2012年竣工の「SkyHouse Midtown」と現在建設中の「(仮)100 6th Street」の2棟。「SkyHouse Midtown」は商業施設を含む320戸を擁する地上23階建ての高層アパートで事業費は51億円。「(仮)100 6th Street」は12月に竣工予定の地上23階建て320戸の賃貸住宅。事業費は55億円。どちらの案件も米国アトランタの現地パートナーであるNovare Groupと共同で開発。2案件は、「SkyHouse」と名付けられた賃貸住宅シリーズで、デベロッパーと設計者・施工者がチームを編成して同一規格の高層アパートを提供する開発事業だ。BCDC社は現在米国の3都市で賃貸住宅を建設中。今後米国での事業拡大を目指す。フロリダ、テキサスなど南東部の大都市が候補地だ。