ファイフ・ジャパン(東京都江東区)が提供する木造軸組在来工法建物向けのオリジナル耐震工法「ハウス・ディフェンダー」が、国土交通省が定める補助金の対象工法の認可獲得に向けて動き出した。早ければ9月中に承認を得ることになりそうだ。
ハウス・ディフェンダーは、ガラス繊維を木造建物の壁面に貼り、壁面の強度を高めることによって耐震化を図る工法だ。ファイフ・ジャパンの親会社である米国ファイフ社が製造するガラス繊維を使用するため、低価格で耐震化が行える。既に5年前に東京都都市整備局の認定を得ているため、都内の建物に関しては、既定条件を満たしていれば補助金対象となる。
今回、7月31日に国土交通省の外郭団体である一般社団法人日本建築防災協会が申請書類を受理したことで、全国で補助金対象となる可能性が高まった。日本建築防災協会が申請書類を受理すると通常2〜3カ月で、認可が下りるようだ。
ハウス・ディフェンダーは、木造アパートでも10棟以上の施工実績がある。大田区で行なわれた築42年木造2階建て全6戸のアパートでは、総額335万円で耐震診断、耐震設計、耐震工事が行なわれた。工期は40日間。「工事中も入居者が住み続けられることが大きな特徴」と星野治次長は話している。また、モルタルの壁面にガラス繊維をはりつけるだけなので、周辺への騒音も小さい。





