家賃債務保証のイントラスト(東京都千代田区)は、8月から「Ce-Trust」新バージョンの発売を開始した。
同商品は、大手信販会社の収納代行と、同社の親会社で東証2部上場のプレステージ・インターナショナルの駆け付けサービスがセットになったもの。ワンパッケージで提供する。
販売代理店となる管理会社の要望や体制に合わせ、内容や商品名などはカスタマイズ可能。管理会社は自社商品として販売できる。
入居者もこれまでは別々に入らなくてはならなかった駆け付けサービスや生活関連サービスが一本化されるメリットがある。
標準的な商品で、初回保証料は、月額賃料の20〜30%。事務手数料として毎月賃料の0・7%と、年ごとに8000円〜1万円の更新料が必要。これらはすべて管理会社が自由に設定できる。
審査は、収納代行会社による金融審査。毎月25日に翌月分の賃料が全額立て替え払いされる。利用者の声を受け、初回保証料の口座振り替えサービスも可能とした。
これまでに保証商品をOEM供給してきた管理会社は70社。保証契約数は、現在約20万件。管理戸数1000戸以上の管理会社を対象に、全国で45社と取引きを開始したいとしている。