一般財団法人ハトマーク支援機構(東京都千代田区)はキクテック(愛知県知多郡)とアパートやマンションのリフォーム工事向けサービス商品の提携契約を締結した。
同機構は、約10万社の会員に対する業務支援を目的に、キクテックが提供する住友スリーエム製ダイノックフィルム施工の申し込み受付を12月17日から始めた。
キクテックの皆川進部長は、「キクテックは、住友スリーエムが約50年前に開発したダイノックフィルムの1次特約店で、ネット販売の最安値より1~2割は安く提供できます」と話す。同商品は自動車の装飾フィルムとして開発され、商業施設や官公庁の施設で採用されてきた。「大手住宅メーカーでは採用されてきましたが、一般の賃貸オーナーへはあまり普及していません」(住友スリーエム コンストラクションマーケット事業部担当者)。
施工方法はフィルムにコーティングされた粘着剤で古い基材に貼り付けるだけ。施工後に塗装のような乾燥時間を必要としないため、短期間での工事が求められる入退去工事に適している。また、今までクロスや塗装では対応しづらかった、キッチン面材、ユニットバスの壁床天井、化粧材仕上げの室内建具・玄関ドアなどにも対応可能。窓回りの防犯やプライバシー保護のための目隠しができる製品もある。「豊富な色柄、製品から選ぶことができるため、手軽なリペア、リノベーション工事が可能で、入居率向上に役立てられます」(住友スリーエム コンストラクションマーケット事業部担当者)。
キクテックは全国19カ所に事業所があり、同商品を全国で取り扱っている最大規模の特約店。施工技術者も多いため、ガラス面をはじめ浴室や台所、建具などの多様な用途に対応できる。工事込みの受注から、材料のみの販売まで行っている。販売先には、必要に応じて施工指導も行う事が可能。「このような有用な商品を武器に、これからの不動産会社は多能工となって生き残りをはかっていかなくてはなりません」とハトマーク支援機構の和氣猛仁代表理事は提携の意義を話した。





