地場の管理会社でも広がる導入
投資用マンション販売、賃貸管理を行う日本財託(東京都新宿区)は、12月5日から入居時の初期費用ネット決済サービス導入を開始した。
HUBees(東京都新宿区)と提携し、インターネット環境さえあれば、いつでも決済が可能。
引っ越しシーズン前に導入することで、管理物件の入居率の向上を見込む。
同社は、これまで初期費用の支払いについては現金一括振り込みしか選択肢がなかった。
まとまった資金のない入居者や、日中に仕事をしていて店舗へ足を運ぶ時間が取れない入居者の負担となっていると考え、導入したという。
初期費用は分割払いにも対応。
ネット決済の手数料は日本財託が負担する。
これまで、業界では大東建託(東京都港区)や住友林業レジデンシャル(東京都新宿区)などが初期費用のネット決済を始めているが、今後は、対応する管理会社の数が増えていきそうだ。