クラウド型・低価格のセキュリティシステム開発

セーフィー

2015年01月31日

簡単設置で賃貸管理に応用期待


「低価格で安心を」の気持ちから開発されたホームセキュリティ「Safie(セーフィー)」が、注目を集めている。
スマートフォンと小型のカメラを使って遠隔地の状況を確認できるもの。
カメラ本体を1万9800円(税別)の低価格で導入できる。
月間では980円(税別)で使用でき、賃貸住宅でも入居者の利用だけでなく、共有部分などで賃貸管理にも応用できそうだ。
1月19日に都内で行われた記者発表の席でセーフィーのスムーズな画像に報道陣からも驚きの声が上がった。
セーフィーはスマホとネットワークカメラを利用したセキュリティシステム。
小型のカメラを購入し、ネットワーク環境に繋げばスマホでカメラの映像を確認することが出来る。
映像はライブ映像としてだけでなく、7日間分が専用のサーバーに保存されており、後から確認することもできる。
人物など画面に大きな動きがあった場面のみを抽出することもできる。
カメラは誰でも簡単に設置できるため、自宅の防犯や店舗での活用、また、集合住宅における共用部の安全確保などでも使用できる。
管理会社が使用すれば、例えばゴミ出しのマナーが悪い人物を特定するなどが簡単にできるようになる。
開発したのは昨年に設立されたばかりのベンチャー企業で、商品名と同じセーフィー(東京都品川区)。
大手通信会社ソネット(東京都品川区)などから出資を受けている。
開発者の佐渡島隆平社長もソネット出身だ。
開発は、新居に引っ越した際、ホームセキュリティを導入しようとしたが高額のため断念したことがきっかけとなった。
「一般人が気軽に導入できるセキュリティシステムが必要」(佐渡島社長)。
社長はもともと、画像処理を専門にしていた技術者。
昨年2月発案から、開発・製造・販売までたどり着いた。
膨大な量となる映像データを圧縮処理する技術が製品の肝となっている。
カメラはエルモ(愛知県名古屋市)が専用に開発したもの。
今後、利用状況を見ながら別の対応機種も製造する予定。
既に2号機の開発に入っている。
様々な可能性がある商品だが、何点を挙げるとすればWi-Fi環境が必要な点だ。
集合住宅の共用部などでの使用を想定すれば、Wi-Fi 環境がない物件も多い。
Wi-Fiインフラの充実も期待される。

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