リノベーションプランを募集し空室解消へ
賃貸リノベーションのプランを学生に考案してもらう不動産会社が増えている。
現在、ADインベストメント・マネジメント(東京都港区)が初となる学生コンペを進行中だ。
賃貸マンション「レジディア芝浦」(東京都港区)の1戸を対象にリノベーションアイデアを募集した。
4月中旬に一次審査を行っており、6月上旬に公開審査を行う予定だ。
最優秀賞の1作品が実際に施工される。
審査員には同社の髙さか健司社長のほか、ブルースタジオ(東京都中野区)の大島芳彦専務などが顔をそろえる。
不動産再生販売事業や管理事業を行うラ・アトレ(東京都港区)は、東京都世田谷区にある賃貸マンションの1室を題材に学生コンペを開催する。
今回が2回目。
テーマは物件の所在地である「世田谷」×「すむ+かたち」で6月22日が応募締め切り。
最優秀賞に選ばれた作品は実物件でリノベプロジェクトを行い来年1月からの入居募集を目指す。
不動産会社がこのような取り組みを行うのは、学生への教育的な側面もあるが、学生の柔軟で自由な発想を生かして空室解消につなげたいという考えも大きい。
長栄(京都府京都市)は、地元の京都造形芸術大学と組んでリフォームプロジェクトを年2回開催し、これまで18プランを採用した。
「学生コンテストで入賞したオンリーワンの部屋」とPRするとすぐに入居が決まるという。
再現性やコスト面で実現可能なものにしていく必要があるが今後も取り組む企業は増えていきそうだ。





