賃貸管理・仲介、賃貸経営コンサルティング、リノベーション、不動産会社向けシステム開発・販売などを手がけるリクレア・ライフエージェント(大阪市北区)は、6月より同社が展開する仲介ブランドを利用したホームページ中心のネットワーク化事業を本格的にスタートさせる。ネットワーク化を進めるのは「暮らしネットワーク」。同社が関西で展開する3つの仲介店舗用に考案したブランド名だ。
"暮らし"の頭に特定の地域名を冠した個性的な名称で地域性を打ち出し、全国200店舗のネットワーク化を目指す。
「もともとは直営3店舗のために考案した名称でした。"宝塚暮らし""上新庄暮らし""伊丹暮らし"の名称で運営していたところ、同様の名称を使いたいという引き合いが増えたため、ブランド展開を行うことになりました。ただし一般的な店舗を軸にしたフランチャイズではなく、地域性を打ち出したホームページ中心のネットワークです」(同社 佐久川靖行社長)
本格展開開始を前に、同ブランドはすでに各地でオープン。金沢、箱崎、愛媛、久留米、大牟田などが稼動を開始しているほか、現在8箇所が準備中だという。
「地域名はできるだけ細かいものを推奨しています。地域性を強調することで来訪者の精度が高まり、成約率も上がるからです」(同社 佐久川靖行社長)
ネットワーク加盟料は20万円(税込)、ロイヤリティーは月5万円(税込)。ネットワークサインやロゴの提供をはじめ、「○○暮らし」のホームページが提供される。
なお、6月中を目処に、各社ホームページと連動したポータルサイトもオープン予定。