NTTデータ(東京都江東区)は同社が運営する「HOME4U」のサービス提供エリアを今年2月より首都圏から全国47都道府県へと拡大。それに伴い、2009年度から地方・郊外への営業活動を強化していく。
「HOME4U」は、2001年開設時の不動産の売却・購入サイト「不動産売却HOME4U」、「不動産購入HOME4U」からスタート。「新築マンションHOME4U」や「一戸建てHOME4U」、中古マンションカタログ「ストックマンションカタログ」など、これまで不動産に関するサービスの拡充を進めており、今年1月にはオーナー向けのオーナー向けの新コンテンツ「賃貸経営HOME4U」を開設。今年春に向けて引っ越し希望者向けの物件紹介ポータルの新設も予定している。
これまで同社は「HOME4U」を不動産総合サイトとしてのポジションを獲得すべく首都圏中心に営業活動を展開してきたが、地方・郊外エリアの開拓がネックになっていた。今後は地場の有力不動産の獲得、大手ポータルサイトや不動産流通各社サイトとの連携を進めていく。また3月3日より、野村不動産アーバンネット株式会社が運営する「ノムコム」とコンテンツ連携を開始。「HOME4U」が提供する情報強化を図る。