スターツグループのスターツ証券(東京都江戸川区)は2月13日、関東財務局より銀行代理業の許可を取得した。東京スター銀行と銀行代理業務委託契約を締結、住宅ローンやリバースモーゲージのコンサルティングおよび商品提供を開始する。
スターツ証券は江戸川区西葛西に住宅ローンセンターを設立。同センターにて東京スター銀行の預金連動型住宅ローンおよびリバースモーゲージの媒介業務を行う。
住宅ローンセンターでの営業を通じてローンニーズを掘り起こし、東京スター銀行へのフィードバック、商品化依頼を推進していく。
「ピタットハウス」の名称で展開するグループの不動産流通事業や分譲、注文戸建て事業の顧客を対象にサービスを開始。将来的にはグループ外の不動産会社、ハウスメーカーへの案内、個別相談会やセミナー開催などまで拡大する計画だ。
スターツ証券は1999年設立。株式の委託販売や投資信託の販売を行うほか、富裕層に対し金融・不動産・保険等の分野で横断的な資産形成コンサルティングを行っている。中小企業経営者に対する財務体質強化やリスクマネジメントの提案、役員および従業員へのライフプランのコンサルティングも手がける。資本金5億円、従業員数92人(1月31日現在)、社長は坂内勇仁氏。