不動産評価ウェブサイト『TAS-MAP(タスマップ)』を運営するタス(東京都中央区)は、『賃貸住宅市場レポート 首都圏版 関西圏・中京圏・福岡県版2020年3月』を発表した。
大学キャンパスの都心回帰が影響
発表された数字は、20年1月期のもの。空室率1TVI(タス空室率インデックス)は、同社独自の賃貸住宅の空室指数だ。計算方法は、民間住宅情報会社に公開された情報の空室戸数を募集建物の総戸数で割ったもので算出する。TVI値がマイナスの方が改善している意味になる。今回は発表されたレポートの中から『2020年1月期 首都圏賃貸住宅指標』の空室率TVIと募集期間の数値とそれぞれの対前年同月比を見ていく。