賃貸管理会社にとってのリフォームサービスは、管理手数料に次ぐ収入源となる。しかしリフォームをとりまく管理会社の考え方・体制はさまざま。最終回となる第4回は、朝日住宅、リズム、SESマネジメントの3社の取り組み・状況を紹介する。
朝日住宅、リフォーム内製化で管理戸数増加
入居率改善の工事提案が奏功
約3000戸の賃貸住宅を管理する朝日住宅(島根県松江市)は、5年ほど前に専門部署を立ち上げてリフォームを内製化してから管理戸数を大幅に伸ばしている。2017年度は250戸、18年度は200戸、19年度は350戸増やし、20年度は300戸増を見込んでいる。「近隣にリフォームまで自社でカバーしている競合はほとんどなく、大きな差別化になっている」と賃貸事業部の花咲諒部長は話す。