業界大手のエイブル(東京都港区)は1日、ビデオ通話を使った接客を可能とする「オンライン相談サービス」をエイブルネットワーク店(フランチャイズ加盟店)に無償で順次提供を始めた。これまでは一部エリアを除く直営店だけが使えていた。賃貸物件検索サイト『エイブル』の物件ページに「オンライン相談」ボタンが付き、来店を敬遠する部屋探しユーザーの受け皿をつくる。賃貸大手の試みによって、今後業界内で、ビデオ通話を使った接客手法がより定着する可能性が高まりそうだ。
FC加盟の取扱物件にも適用
賃貸物件検索サイト『エイブル』では、部屋探しユーザーの問い合わせ手段は、これまで電話・メール・LINEの三つが主流だった。今回、そこにビデオ通話接客という新たな手段が加わることになる。