大和ハウス工業(大阪市)は、賃貸住宅のリフォームを専門とする大和ハウス賃貸リフォーム(同)を設立。4月1日から事業を開始すると発表した。
事業規模は売上高300億円
グループ内でリフォーム事業を手掛けている大和ハウスリフォーム(同)から、賃貸住宅リフォーム事業および関連事業を分割し、大和ハウス賃貸リフォームが承継する。具体的には、メンテナンス工事やリフォーム工事、有償のアフター工事など、賃貸住宅に関するリフォーム全般が移管されることになる。
移管される部門の売上高は、2020年3月期決算ベースで約300億円。従業員数は約600人、資本金は5000万円。代表者には、現在大和ハウスリフォームで取締役専務執行役員を務める森田一彦氏が就任する。今回の新会社設立は、大和ハウスグループがガバナンス強化のための重要施策として進めている事業本部制の導入の一環。同グループは、4月に予定している事業本部制の本格運用に向けて、事業の整理と合理化を推進しているところだ。
(3月1日1面に掲載)
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