京都市内で三つのホテルを運営するNAGI(ナギ:京都市)が、サービスアパートメント事業を始める。3月16日に開業する『Nagi Serviced apartment & SOHO KYOTO NIJO』は、JR「二条」駅から徒歩4分の場所に立つ、全25戸RC造8階建ての建物だ。1K14戸、1LDK11戸と、一部居室部をコワーキングスペース・共用スペースとして開放する予定となっている。コロナ禍以降、国内外からの観光客の流入が減ったため、ホテルから賃貸住宅に事業の転換を図った。
外国人入居者の獲得も狙う
ホテル事業で培ったホスピタリティを生かしたサービスを打ち出す。入居募集は不動産会社を通じて行うが、内見では同社のスタッフが案内を担当する。外国人の入居も見込んでおり、英語や中国語が堪能な社員が対応する体制を整える。