セコム(東京都渋谷区)のグループ会社で有料老人ホームを運営するアライブメディケア(東京都渋谷区)は、高セキュリティーの介護付き有料老人ホーム「アライブ世田谷中町」(東京都世田谷区)を10月にオープンする。
「セキュリティー最先端」「医療連携最先端」「環境配慮最先端」が同施設のコンセプトだが、特にセコム社の特性を生かしたセキュリティー体制の充実に注力した。部屋数は41室。
ICタグシステムを採用し、入退室を管理。また、セコムの双方向画像監視システムを導入した。
侵入異常時や火災発生時に通報ボタンを押せば24時間セコムに通報でき、入居者とスタッフの安全を早期確保することができる。
同社では、不特定多数の人が出入りし、限られたスタッフで運用するという施設環境から、今後も介護・福祉施設へのセキュリティー需要が高まるとしている。
実際に生活する入居者やその家族が安心できる施設を目指し、防犯面だけではなく、介護体制も整え、同物件を建設するに至った。