不動産フランチャイズ事業を手掛けるピタットハウスネットワーク(東京都中央区)が、670店ある加盟店を2021年度中に700店に増やし、25年度に1000店とすると発表した。4月20日の経営方針説明会で行ったものだ。
ブランドの強化を目指し、取引件数の増加に注力する。21年度新たに売買ライセンスに関する制度を設け、加盟店で情報を共有する仕組みも設ける。人材教育ではeラーニングの充実と、覆面調査員によるサービス品質のチェックも数年ぶりに実施するという。また、入居者アプリ、オンライン接客、電子サインの導入にも言及し、仲介業務と管理業務をつなぐことを目指した、基幹システムの更新を予定する。
新商品の開発では、売買委任獲得ツールや、賃貸の空き家問題にからめた付加サービスの開発について言及した。
(5月10日5面に掲載)