管理会社がオーナーとコミュニケーションを取る上で、強みとするツールや場は各企業によって異なる。また、それによって得られる効果も違う。例えば、相続セミナーを行うことで事業承継後も引き続き受託を受けるなどの事例も見られた。どんな成果を目的とし、何を活用しているのか、不動産管理を行う6社の企業を取材した
コロナ・プロパティサービス、綿密なコンサルティングで差別化
新規受託は年100戸
管理戸数750戸のコロナ・プロパティサービス(兵庫県神戸市)では、管理を受託しているオーナーに対して、賃貸経営に関する綿密なコンサルティングを行うことで他社との差別化を図っている。それが奏功して、年間100戸の管理戸数伸長につながっているという。