工藤建設(千葉県千葉市)は医療モール「プチモンド八ヶ崎」を松戸市内に完成させた。
医療モールとなる建物は地権者に負担してもらい、同社が設計・施工。建設した建物と土地を同社が借り上げ、入居する各クリニックに転貸するというビジネスモデルだ。オープン後の運営・管理まで同社が請け負う。
同社は5年前から医療事業に参入。プチモンド八ヶ崎で7棟目となった。地権者にとって、医療モールは賃貸住宅に比べてメリットが多い。
賃貸住宅の場合には区画ごとに内装工事が必要となるが、医療モールは一切不要。開業する医師によって診療科目や診療方針が異なるため、建設する建物はスケルトンの状態のままでよい。内装の工事費用は入居者負担となり、地権者の建設コストを低減することができる。坪あたりの賃料収入は、賃貸住宅と比較すると約2倍で利回りも高くなる。プチモンド八ヶ崎の場合、利回りは15%で想定。「今まで施工した中で、利回りが30%ほどの物件もあります」(営業部濱田朋彦氏)
医療モールでは、固定の患者がつくことで賃貸期間が長くなり、空室リスクを抑えることができる。
開業する医師に関しても同社が誘致。事業計画書の作成から資金調達や雇用スタッフの労務計画まで手がける。同社の場合、代理店を挟まずに医療機器メーカーと直接交渉する。開業医にとっては設備費用を抑えられ、入居の呼び水となる。





