Q.勘違いで契約すると取り消せる?
A.取り消せる場合もあります
錯誤で契約した場合は?
錯誤とは、表示に対応する意思がないか(表示内容の錯誤)、または、法律行為の基礎とした事情についてのその認識が真実に反すること(基礎事情の錯誤)をいいます。つまり、勘違いのことです。
例えば、202号室を借りるつもりで契約書にサインしたつもりが、303号室の賃貸借契約書にサインしてしまったような場合が表示の内容の錯誤で、「ペットが飼える」という知人の情報を信じて高級マンションの賃貸借契約を締結した後、その情報は昔のもので現在はペット飼育不可であった場合が基礎事情の錯誤です。