日本人の民泊利用堅調
matsuri technologies(マツリテクノロジーズ), MASSIVE SAPPORO(マッシブサッポロ), 一般社団法人日本民泊協会
統計データ|2021年08月23日
コロナ禍によりインバウンド需要が消滅した民泊業界だが、日本人による利用は堅調だ。観光庁によると、4~5月に民泊を利用した日本人は、2020年同期比364%の9万351人。コロナ禍前の19年12月~20年1月の9万5040人に近い数字だ。コロナ下における日本人の民泊利用の実態について、事業者や業界団体に聞いた。
matsuri technologies、4~5月で9万351人が利用
一時帰国や自主隔離新ニーズ取り込む
民泊用の物件約500室をサブリース形式で運用しているmatsuri technologies(マツリテクノロジーズ:東京都新宿区)は、新型コロナウイルスの影響による一時帰国者や自主隔離を希望するユーザー向けに宿泊施設を紹介するサービスを20年3月に開始。利用者は順調に増えており、集客に関連する売り上げが以前の30倍になった。