不動産の家賃査定や将来価値予測でシステム利用が進む。過去の不動産取引データやAI分析を活用した査定は、査定根拠を示す資料にもなる。ここでは五つのサービスを紹介する。
スマサテ、誤差率1.4% 最高水準のAI査定
スマサテ(東京都目黒区)が提供しているAI(人工知能)による賃料査定システム「スマサテ」は、月間1万8000件の査定利用がある。
2019年4月からサービスを開始し、有料会員は150社、無料会員を含めると1000社以上が利用している。管理受託やリーシングを目的とする不動産会社のほか、土地活用で新築マンションを建築する建築会社や、転売目的の買取り再販事業者、リフォーム事業者による利用も増えているという。