都内で投資用マンションを開発・販売するタスキ(東京都港区)は、10月1日付で取締役経営管理部長の柏村雄氏が代表取締役社長に就任する。村田浩司社長は、代表取締役会長を務める。
社長に就任する柏村雄氏は1979年、東京都生まれ。大学卒業後、2017年までグループだった新日本建物に03年4月に入社。16年4月から新日本商事にて事業部長、17年7月からは新日本建物管理にて本部経営企画部次長を務めた。
17年10月に同社へ転籍し、経営管理部長に就任。その後、経営管理部長を兼ねながら18年4月から投資戦略部長、同年9月からは取締役として監査室長を務めた。19年5月からは取締役として経営管理部長とコンプライアンス・オフィサーを現任、DX部門を管掌している。
新社長の柏村雄氏は「社長就任を機に、利益重視・少数精鋭を徹底した経営に取り組むとともに、DX推進による新規事業創出を加速させていく。さらなる成長と持続的な発展を目指し精進していきたい」と抱負を語った。
同社は年商70億円。都内好立地の用地を迅速に仕入れて、相続税対策目的の富裕層に1棟販売するなどのビジネスモデルで事業を拡大。20年10月には東証マザーズに上場した。現在は不動産テック事業に注力する。
タスキ
東京都港区
柏村雄 新社長(42)
(9月27日1面に掲載)