約11万戸を管理する東急住宅リース(東京都新宿区)は新たに新築戸建て賃貸91戸の管理を受託し、9月から入居者募集を開始した。
ファンド物件初、43戸も追加予定
今回管理を行うことになったのは、ケネディクス(東京都千代田区)の運用する不動産ファンドの案件ですべて首都圏内に所在する。東急住宅リースでは、これまでファンド案件で管理を行ったのは1棟ものの賃貸マンションのみで、ファンドの戸建て賃貸は初。また、追加で43戸の戸建て賃貸の管理を受けることも予定しているという。
同社は約3000戸の戸建て賃貸を管理する(6月末時点)実績と、首都圏に管理物件が多いこと、ケネディクスが所有するファンド一棟マンションの賃貸管理の取り扱いが数多くあったことから受託に至ったという。
経営戦略本部経営計画部広報グループの秋本佳澄氏は「今回のファンド戸建ての受託部門では、より投資家向けの管理プランや仕組みの変更の検討を行っている」と話した。
(9月27日1面に掲載)