1万7134戸を管理するクラスコ(石川県金沢市)は11月19日、「TATSUJIN AWARDS -SWITCH-(タツジンアワードスイッチ)」を東京国際フォーラムで開催した。今回で9回目となる。不動産会社を中心に全国から119人が参加。同社が提供する不動産会社向け業務改善サービス「TATSUJIN」を利用し、管理受託やリノベーションの受注件数を伸ばした企業の表彰が行われた。
全国から119人が参加
管理受託を最も伸ばした「ベスト管理受託の達人賞」には、1万2600戸を管理する三光不動産(北海道札幌市)が選ばれた。三光不動産は新規のオーナー開拓に課題があったが、クラスコのアドバイスを受けて、毎月発行しているオーナー向けの新聞を一新。入居率の掲載や満室につながった改修事例など、自社の取り組みを10ページにわたり紹介した結果、管理受託が2020年比193%に伸長した。新規受託した948戸のうち300戸が自社で制作する新聞を見たオーナーの物件だった。