新型コロナウイルス下における賃貸マーケットの今を伝える「エリアルポ」。今回は徳島県を紹介する。人口は47都道府県中44位(2020年時点)と少ない徳島県だが、法人需要などにより、賃貸市況自体は堅調なようだ。今回は徳島県東部、中央部、南部で不動産事業を展開する4社とオーナーにコロナ下での賃貸市場への影響を聞いた。
派遣特需で入居率97%
≪徳島市の賃貸住宅市場≫
県東部に位置し、人口は徳島県で一番多く、推計人口は1月で25万879人と2位の阿南市と約4倍差をつけている。世帯数は12万117世帯。2018年時点で、居住世帯がある住戸数は11万8080戸。賃貸はそのうち4万6330戸。賃貸の空き家は1万5340戸。