賃借人死亡における相続、財産の管理における新モデル条項の活用

【連載】新・法律エクスプレス 第63回

法律・制度改正|2026年03月27日

 管理するマンションの賃借人が死亡し、相続人の確認がとれず、賃貸借契約の解除や残置物の処分ができなかったので、家賃収入が得られず大きな赤字を出したことがあり、以来、単身高齢者への貸し出しには尻込みしてしまいます。単身高齢者にも安心して物件を貸せる方法はありませんか。

受任者が契約終了・残置物対応 高齢者の受け入れリスク解消

 質問のような、亡くなった賃借人の賃貸借契約を終了させ、また、物件内に残された動産(残置物)を処理することが困難になるリスク(以下「残置物リスク」)を解消する方法として、「残置物の処理等に関するモデル契約条項」(以下「モデル条項」)を活用することが考えられます。

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