バーチャルオフィスを提供するoVice(オヴィス:石川県七尾市)が、利用者数を伸ばしている。サービス開始から1年半で約2000社と契約を結び、1日あたり5万人がoVice上のオフィスで働く。利用企業は、新型コロナウイルスの感染拡大以降に、テレワークを導入した企業が多いという。ジョン・セーヒョン代表取締役に話を聞いた。
アバター近づけると声が聞こえる
―oViceはどのようなサービスなのか。
2次元で表現された、バーチャル空間のオフィスだ。自分のアイコンを動かして、話したい相手に近づけると、声をかけることができる。会話する人の近くにアイコンを近づければ、2人の会話が聞こえる。実際のオフィスにいるような感覚で相手の状況を見ながら、話しかけたり、様子をうかがえるのが特徴だ。