三井不動産、リファイニング建築見学会開催

三井不動産

建築|2022年06月09日

新しくなったエントランスの水盤

 三井不動産(東京都中央区)と青木茂建築工房(福岡市)は5月17日、リファイニング建築物件の完成現場見学会を東京都新宿区で開催した。リファイニング建築とは、青木茂建築工房の代表で建築家の青木茂氏の提唱する再生建築の手法。

躯体再利用、CO²72%削減

 築50年の同物件は全35戸。補修・補強したうえで既存躯体を84%再利用している。そのため、建て替えた場合と比較して、低コストで、工事期間も新型コロナウイルス下で1年程度だ。また、CO²発生量を72%削減。検査済み証を再取得している。

 今回は、建物外周部を最低限の補強にするため、建物を軽量化したうえで、袖壁や梁の一部など、内部にも独自の耐震補強を施し、耐震性能を新築と同等レベルに向上させた。そのため眺望や建物外観を損なうことなく、室内から見ても補強部分が目立ちにくい仕上がりとなっている。

 三井不動産ソリューションパートナー本部レッツ資産活用部資産活用グループ宮田敏雄チーフコンサルタントは「家賃は新築とほぼ同等を実現している」と話した。

(2022年6月6日2面に掲載)

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