東京、神奈川、千葉の各県で高齢者専用賃貸住宅(高専賃)を運営する学研ココファン(東京都品川区)は、今年中に新たに8棟の新築案件に着手する。
現在の稼働物件は8棟だが、昨年一気に4棟をオープンし、年を追うごとに開設ペースが速まっている。
ペースが早まった要因は昨年度から国土交通省で始まった高齢者等居住安定化推進事業による建築助成金制度によるところが大きい。申請が降りた案件に関しては建築費の1割分に対して建築助成金が支払われる。「これまで有料老人ホームなどと競合した場合、入居一時金を徴収しない高専賃モデルの運営会社はオーナーに対して建築協力金を支払うことができず、検討からはずされてしまうことが多かった。助成金制度ができたことにより、有料老人ホームと同じ土俵で戦えるようになったことは大きい」と小早川仁社長は話している。
同社では今後年間15棟の供給ペースまで持っていきたいと考えており、開設ペースは一層早まるものとみられる。





