フローリング材など木製品を製造・販売するベストワン(神奈川県横浜市)は1日、室内用はしご「カスタムラダー垂直はしご仕様」を発売した。ロフトやスキップフロア、ロフトベッドに上がるためなど室内で活用することができる、角度が垂直の木製はしごだ。
狭い部屋に省スペースで設置
本体と壁を専用金具で固定して設置する。踏み板を上る人から見て少し手前寄りに配置することで、昇降中の重心の偏りや壁に爪先があたるのを防ぎ、安定性を重視した造りとなっている。
斜めに設置するはしごに比べて場所を取らないため、狭い部屋にも採用しやすい。狭小のロフト付き賃貸住宅などでの活用を見込んでいる。
階段の段数は2~8段の7種類を展開。設置したときの高さは600~2100mm。オプションで部屋に合った色に塗装することも可能。価格は3万800円(税込み)から。
影山潤社長は「従来、室内に設置するはしごは、斜めがけタイプが多かった。設置する部屋や生活スタイルに合わせて、垂直はしごも選べることを周知していきたい」と話す。
(2022年12月26日11面に掲載)