120棟2000室のシェアハウスを運営するオークハウス(東京都豊島区)は、東日本大震災の被災者を対象に100室を無料で提供する。
東京・横浜を中心に事業展開する同社は、サブリース物件で現在空いている部屋を1カ月間無料で貸し出す。初月賃料に加え、通常入居時に一律1万5000円かかる管理費を徴収せず、被災者の経済的負担を軽減する。
入居希望者は同社が運営する物件の空室であれば、エリアを自由に選択することができる。各室に家具やエアコン、インターネット環境が整っており、共用部ではテレビやパソコンで情報収集が可能だ。
物件によって異なるが、入居2カ月目以降は、電気・水道・ガス、インターネット通信費を含めて月額賃料は4万9000円から。
4月11日から同社ホームページ上で募集を開始した。