約16万戸を管理するハウスメイトグループ(東京都豊島区)は、4月11日から東日本大震災の被災者向けに約100戸を3カ月間無償で提供する。
東日本大震災の被災者に対し、栃木県や群馬県、埼玉県内のサブリース物件を含めた約3万戸の同社管理物件の一部を貸し出す。月額賃料・共益費が入居から3カ月間不要なだけでなく、敷金・礼金・仲介手数料、退去時のクリーニング費用も一切徴収しない。
初期費用や賃料に関しては同社が負担する。
契約は来年3月31日までの定期借家契約とし、入居4ケ月目から賃料が発生する。
原発事故に伴い避難指示が出ている区域からの避難者、65歳以上の高齢者、6歳未満の乳幼児を抱える入居希望者を最優先とする。
受付期間は4月11日から5月31日まで。自社のホームページを通じて募集を行う。
現状は100戸を目安としているが、状況次第では供給戸数を増やす予定だ。