大田区中心の仲介・管理のメイショウエステート(東京都大田区)の5棟目のシェアハウス「プレミアムコート羽田」が4月に竣工した。これまで同社では事務所をシェアハウスに再生する方法が多かったが、今回は初めて新築した。京急空港線大鳥居駅から徒歩5分の地。羽田空港の国際化によって、周辺の利便性が上がることを見越し、建設した。2階建てで各階に個室7室(7・14平方m、2階の個室は3・62平方mのロフト付き)が横に並んだ形の全14室。共用スペースは広めの玄関と2階のLDK部分だ。入り口の手前4室が男女兼用、奥の3室が女性専用となっており、廊下をドアで仕切っている。
同社では初めてのゲストハウス新築ということで、社内で募った有志2人組4チームの計8人が個室の内装を担当した。男女兼用の個室と女性専用の個室を各階で分け、合計4パターンの内装とし、すべての部屋で壁紙に変化を付けた。多くのスタッフの意見を入れた方が、幅広いニーズに対応できるということを考慮した。
1階は落ち着いてくつろげる部屋をめざした。個室が広くないため布団を置き、たたんでスペースを広くとれるよう工夫した。男女兼用の4室は木目のフロアタイルと畳の和洋折衷風。畳の方は段差が高くベッドのように使用可能だ。女性専用の3室は全て畳の居酒屋をイメージした内装。担当の女性スタッフが「こんな部屋に住みたい」という意見を反映させ、壁紙にはピンクなど女性好みに仕上げられている。
2階の男女兼用の個室は「ヨーロピアン」がテーマ。どちらかと言えば男性向けにつくられた。ベージュの木目調のフロアタイルに黒い1人用ソファが設置されている。女性専用の3室は白い木目調のフロアタイルにベッドとシンプルな内装だ。「ロフトで寝ることはない」という女性スタッフの意見からベッドを設置した。
LDK部分はモノトーンを基調とした色遣いで、5人掛けのカウンターとソファ、食器棚・システムキッチンが設置されている中、目を引くのが白い壁に映すことができる100インチのプロジェクターだ。
「音響はBOSE製のスピーカー、パイオニアのアンプ。ブルーレイでも映像を見られるようにしました。ここで入居者のコミュニケーションを深めてほしいです」(西川正純氏)
1階の玄関部にもソファとテーブル、カウンターやテレビを設置し、仕事帰りに土足でくつろげる空間を作る予定だ。
賃料は1階が5万2000円~、2階が5万6000円~で、現在入居が決まっているのは3室。5月中に満室にすることを目指すという。





