RPA活用で出稿業務効率化
北海道札幌市内に、グループで賃貸仲介店舗を7店舗構えるSANKO(サンコー)リーシングマネジメント(北海道札幌市)は、ポータルサイト(以下、ポータル)に出稿する物件のエリアをあえて狭め、反響来店率を伸ばす。2024年のポータル経由の反響来店率は前年比106%と伸長した。
同社はグループで年間4274件の仲介を行う。商圏は札幌市全域。全従業員140人のうち賃貸仲介の営業担当は40人。そのうちウェブマーケティングチームの9人が、ポータルへの出稿から反響対応、店舗への送客までを担う。
メインで活用しているポータルは「アパマンショップ」の部屋探しサイト(以下、アパマンサイト)と「SUUMO(スーモ)」。そのほか「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」や「CANARY(カナリー)」にも出稿している。アパマンサイトに出稿した情報を各ポータルと連動させており、常時約5000件の物件情報を掲載している。