社員に任せる仕事の取捨選択が重要
空前の「人手不足」である。有効求人倍率は1.62倍と四十数年ぶりの高水準、大卒の求人倍率は1.88倍で7年連続上昇。採用の現場では、なかなか良い人材を採れなくなっているが当然だ。この20年間に20代の若者は3分の1に減っている。女性やシニア世代、また外国人の採用に積極的になることが求められる時代だ。
こうしたなかで、会社としていかに対応するか。それは「人」の労働生産性を上げるしかない。そして、「人」を使わないで、業務を行うことだ。まず1「2度以上、同じことをしない」ことを徹底したい。入居者の名前や物件名を何回も入力してはいないだろうか。賃貸管理ソフトに入れて、かつエクセルにも入れてはいないだろうか。7年ほど前に、サンフランシスコにある400名ほど社員がいる管理会社を訪問した時のことだ。副社長の方の言葉にハッとしたものだ。「私はヤーディにひも付かないアプリにはまったく興味がない」と強い口調で言ったのだ。ヤーディとはアメリカでよく使われている賃貸管理ソフトのことだ。いろんなサービス・アプリの情報があるが、ヤーディと情報の連携ができないものを使うつもりはない、と言い切ったのだ。つまり「2度以上の入力行為は絶対にしない」と言っているに等しい。この時以来、弊社も「ワンライティング化」に努めてようやく2年前に完成した。





