不動産テック企業のTRUSTART(トラスタート:東京都港区)は8月23日、不動産情報業務のアウトソーシングサービス「R.E.SEARCH(リサーチ)」の提供を開始した。まずは、テスト提供として利用企業を募り、本格サービスの提供は年内をめどに開始する予定。
費用や人的コストの削減可能
R.E.SEARCHは、法務局や役所、現地調査などで行う必要のある不動産に関わる調査業務について、依頼から納品までオンラインで完結するサービスだ。
通常、依頼から納品までを5営業日で行うスピーディーさ、不動産鑑定士や一級建築士など複数名で調査内容をチェックし、品質管理の体制を整えた点、提供費用を安価に抑えた点が特徴だ。
基本調査は、対象不動産の広さや所有者情報などを調査する「法務局調査」と、対象不動産に関する規制やインフラなどを調査する「役所調査」で、本格サービス提供時の1件ごとの料金は税込みで1万円台を想定している。対象不動産の外観などの「現地調査」は別料金となる予定。
インターネット上で集められる情報の収集や入力を独自システムの活用で極力自動化し、役所などへの調査は、社員や業務提携者で対応する仕組みにすることでコストを抑えたサービスが実現した。
まずは首都圏の1都3県からサービスの提供を始め、1~2年後には全国展開を目指すとしている。
大江洋治郎社長は「これまでの不動産調査のアウトソーシングは、納品までに時間がかかる、料金が高い、事前に打ち合わせが必要など使い勝手が悪かった。これらの点を解消すればニーズがあると考え開発した。初年度は、月間の受注件数100件が目標。将来的にはサブスクリプションも視野に入れている」と語った。
TRUSTART
東京都港
大江洋治郎社長(33)
(9月20日16面に掲載)
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