YAKホールディングス、中国人向け仲介・再販で急成長【成長企業インタビュー】
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インタビュー|2023年11月19日
インバウンド事業に特化し、急成長を遂げる企業がある。中国人をターゲットに、売買仲介・買い取り再販事業を展開するYAKホールディングス(東京都台東区)だ。中国人が利用するSNSを活用した集客と、外国人向けの融資サポートで他社との差別化を図る。
SNS集客に強み、年商18億円超
売上高前期比1.6倍年500件以上を成約
15年に創業したYAKホールディングス(東京都台東区)は、8期目にあたる22年12月期のグループ連結売上高が18億2700万円超となり、前期比1.6倍を達成した。売り上げ総利益は同1.5倍の9億3300万円となっている。外国人に特化した日本国内の不動産売買・再販で急成長中だ。
グループは全5社からなる。主力事業は買い取り再販と売買仲介で、22年はグループ売り上げの92%を占めた。売買仲介を手がけるのがYAK(同)で、22年にLIXIL(リクシル)イーアールエージャパン(同)が展開する「LIXIL不動産ショップ」に加盟。年間仲介件数は約500件、そのうち実需用と投資用が半々だ。単体の売上高は6億1200万円。