投資費用を3年8カ月で回収
2015年03月21日 | リノベーション
ガレージを2戸の住戸に改装
東京メトロ丸の内線新高円寺駅から徒歩9分の場所にある「クルル新高円寺」は、
もともと築57年の戸建て住宅と築48年の木造アパートだった。
モダンアパートメント(大阪府大阪市)によって生まれ変わった。
両棟とも築から相当な年数が経過していたため、外回りと躯体のみ残して解体。
耐震補強工事を施した上で、内部の改装を行った。
戸建ては水回りを一新したが、できるだけコストを抑えるためにキッチンや浴室、トイレの位置を大幅に移動しないように配慮した。
キッチンは高い人気を誇る対面式を採用した。
アパートの1階部分はもともとガレージで使用されていたスペース。
2階部分を1DKの住戸として賃貸していた。
1階、2階共に1Kタイプ2戸のプランにし、それぞれを異なったデザインにすることで入居者に部屋探しの楽しさを味わってもらえるように工夫した。
水廻りを3戸増設することになる分、費用はかさむが、住戸数が増えるため回収は早い。
また、両棟の外装は統一感を持たせるため、同形のデザインでまとめた。
1階部分をダークブラウン、2階部分をネイビーに塗装し、レトロとモダンな雰囲気を融合させた。
賃料は1LDKの戸建てが14万9000円、1Kx4戸のアパートが7万2000円/戸。
投資総額2000万円を3年8カ月で回収する計画だ。