築44年木造を再生
2015年09月24日 | リノベーション
都内23区内に位置しながらも最寄駅から徒歩11分、坂道が多い立地に立つ築44年の木造住宅。
敷地は30坪で1階はオーナー宅、2階が1戸16㎡の住居が3戸入る。
before
リノベーションして再生したのは、ビーフンデザイン(東京都渋谷区)。
かなり築古の物件のため融資が受けにくいことから、賃貸併用住宅を提案したという。
1階のオーナー宅は、床面積の半分を占めていたので賃貸併用住宅としてローンを受けることができた。
after
和室の狭い賃貸部分は、床だけでなく壁にもふんだんに木を使っている。
木の素材は木目がそのままの材質で、ナチュラルな雰囲気を出すのに一役買っている。
木の壁の中央は白色にペイントし空間にメリハリを持たせた。
天井は抜いて、梁や屋根下を白く塗装。
天井を高くすることで、少しでも広く感じられるようにした。
また、シャワーブースを設置することで、最大限スペースを活用できるようにした。
こうした工夫で、近隣のRC造マンションよりも家賃が1万円以上高い6万8000円で、3戸とも成約した。